野田のもろみ醤油


過日、だらドラしているうちに、千葉県野田市についた。
ちなみに、だらドラとは、
目的地を決めないで、ひたすら
だらだらと走ること
――である。

ぼくらの なまえは だらと どら
このよで いちばん すきなのは
だらだらすること はしること
だら どら だら どら

うたいながら、あてどなく はしるわけなのだが、
あきらは、このだらドラに当初、激しく抵抗を示し
「だらと どら じゃないよ! ぐりと ぐらだよ!」といちいち目くじらをたてていた。
でも、最近はあきらめたのか、あまり文句を言わず、おとなしくチャイルドシートに座っていることが多い。

行き当たりばったりのドライブは、失敗することも数しれず、たいてい、どこをどう走ったのかよくわからないまま終わる。主要な観光スポットを見落とすことも多い。この間は、川越市に行ったくせに、小江戸川越めぐりをするでもなく、コンビニでカルピスウォーターと焼き梅を買って通過。

だらドラが好きなのは、なにげない県道を走ったりしていると、その地元の人になったかのような錯覚が得られるからかなぁと思っている。地元の暮らしを伺いしるのは面白い。だらドラ中には、スーパーやホームセンターに寄って、汗取りパットだの、トイレットペーパーだのの、日常生活品をよく買う。そうしたものを使うたび、そのだらドラが思い起こされて、けっこう楽しい

で、野田市なのだが、野田といえば醤油でしょう、ということで、だらだらと、醤油工場を目指して走った。あてずっぽうにたずねて行ったキッコーマンの野田工場には、やはり「もの知りしょうゆ館」という広報的な建物が付随していた。大豆から醤油ができる過程を見学できるようになっている。実際に見られるのは、搾り出す工程だけで、ほとんどがパネル展示なのだが、見学者にはもれなく、しょうゆの卓上ビンをプレゼントといううれしい特典が! われわれは3人家族なのだが、各人に1瓶ずつお土産にくれたのには、驚いた。キッコーマンってもうかっているのかしらん。全体に、ゆったり、のんびりした風情がただよい、リストラとは無縁の印象。いくら不景気でも、醤油は打撃をうけにくいのだろうかねぇ。

こちらでは、工場でしか入手できないという、もろみ醤油を買って帰宅。
ラベルには、野田工場の写真がプリントされていて、工場直売を印象づけている。肉や魚を漬け込んで焼くとおいしかった。ゆで卵もいけそうである。一瓶400円弱也。


もの知りしょうゆ館

千葉県野田市野田110キッコーマン野田第一工場内



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